橋下「知事が脱原発言うと、鳩山元首相の普天間の二の舞」
ここで橋下が「脱原発は危険だ」と、鳩山元首相の普天間の例を出して、行政に就くのと議員では違う、「行政の立場では何年と区切れない」とまくし立てたので論争になった。
河村「普天間はアメリカが相手で話が違う。宣言しないと動かない」
谷岡「福島は戦場ですよ。抜本的にどうするかを話すことが必要です」
言い合ってはいるが、3人とも脱原発には賛成だ。維新が当初「2030年にゼロ」といっていたのを、石原・旧太陽の党との合併で引っ込めてしまった。嘉田もきのう、橋下の動きに対して「仲間を失った感はあった」と話している。違いはこのあたりだ。
田崎史郎(時事通信解説委員)が「みんなの党」との連携について、橋下に聞いた。「一緒に」という橋下に対して、「みんな」の渡辺代表はウンといわない。橋下は「合流しない場合は、東日本の選挙協力は難しいでしょうね。政策は一致しても、人間関係がある」と、みんなとの合流が失敗したことをにじませた。
田﨑「感情も含めて処理していくのが政治家」
橋下「そうなんですよ」
どっちにしても、少数党にとっては、河村のいう「小選挙区の特性」が問題なのだ。大きな塊にならないと議席にはならない。大きくなれば異論が増える。すると石原慎太郎のいう「小異をすてて大同に」も意味がわかってくる。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト