友利新(医師)「母体を守るためにも出生前診断必要」
待ちに待った出産の日。3度の人工授精に失敗しているので、帝王切開による出産となった。2800グラムの小さいけれど元気な男の子だった。未知さんの夫は「ダウン症の子供を身近に感じていなかったし、障害を持つ子供は世の中の役に立たないというイメージがあった。この子は普通の子供と違う個性を持ち育っていくが、自信を持って歩んで欲しい」と息子を見つめる。
司会の加藤浩次が「障害があると分かると、妊娠中絶する人もいるといいます、それで、出産前に異常があるかどうかを分かる必要はないとか、出生前診断は不必要とする人もいますが」と、コメンテーターの友利新(医師・タレント)に質問した。「出生前診断は母体を守るという面からも大切です。(障害があっても)出産すると決めた場合には、周囲の人のサポートやいろいろな準備が必要となります。出生前診断は大事です」と説明した。赤ちゃんは佑哉と名付けられた。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト