集まった報道陣が約250名。カメラ90台、海外メディアの特派員もいた。覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた元アイドル・酒井法子が、執行猶予3年の期限切れを待って、24日(2012年11月)に芸能界復帰会見をおこなった。酒井は「きょうから新たなスタートを切ります。きょうという日を迎えられて驚いていますが、喜びでいっぱいです」と語った。
記者会見でも「本当に断ったのか」の質問8回
記者たちの質問は厳しかった。なぜ覚醒剤に手を染めたのかという質問に、酒井は「本当に自分が馬鹿だった。弱かった」と言葉を詰まらせた。なぜ逃亡したのかという質問には、「気が動転していた。怖かった」とうつむいた。
井上公造芸能リポーターが「覚醒剤を完全に断ち切ることは難しいといわれているが」と問うと、酒井は「大丈夫です」とキッパリ。しかし、「スッキリ!!」は覚醒剤容疑の逮捕者は年間12000人前後で、再犯率は50%前後に及ぶと意地悪なデータを流す。会見でも「本当に断ち切ったのか」という質問が8回も繰り返された。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト