「総選挙緊急予測」民主70~92、自民227~253、維新46~66、生活11~33
「週刊朝日」は「緊急議席予測」で政治評論家の森田実、野上忠興、選挙プランナー三浦博史に票読みをさせている。森田は民主党は75、自民党は230、国民の生活が第一が15、みんなの党が25、維新が66と読む。野上は民主党が70、自民党が227、国民の生活が第一が33、みんなの党が30、維新が65。三浦は民主党は92、自民党は253、国民の生活が第一が11、みんなの党が23、維新が46である。3人とも自民党が復活し、公明党と合わせると過半数に届くと見ている。
朝日の連載「ギロン堂」で田原総一朗は、野田首相は小泉純一郎元首相の郵政民営化イエスかノーかの選挙の時のように、TPP参加か否かを争点に掲げ一点突破しようと考えているのではないかと見ている。だが、TPPを唯一の争点にするのは無理があるだろう。
「週刊現代」は選挙後に「安倍ー橋下連立政権」ができるのではないかと読む。票読みでは、民主党が50議席の大惨敗、自民党は200議席に届かず、維新は75議席獲得するとしている。
文春は久保田正志政治システム研究所代表に予測をさせている。それによると、民主党86、自民党244、国民の生活が第一が16、みんなの党が21、維新が64と読んでいる。
「週刊ポスト」は選挙予測よりも、民主党が大敗しても党に残る資金は200億円もあるというところに注目したり、民主党政権ができてからの官房機密費が、使われた13億3000万円を差し引いても22億円ぐらい残るのだから、即刻返納せよと、独自の視点で特集を組んでいる。
お互い水と油以上に混じることのない平沼赳夫たちのグループと維新の会が、どのような政策を出してくるのか。きのう会った平沼の盟友、中山恭子参議院議員は、維新が私たちの政策に近づいて来るから心配はしていないといっていたが、本当にそうなるのか。見物である。