都知事選でどうなる?五輪招致―猪瀬「1回で通った国ない」、宇都宮「ゼロベースで見直し」

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「イギリスは金メダル29個で成果」「スポーツ好きだが環境破壊」

   13年間続いた石原都政だが、置き土産の2020年の東京五輪はどうなるのか。7年前には約100億円かけた招致に失敗している。今回は一次選考を通っているが、これを継続するかしないか。宇都宮だけが「継承しない」だった。猪瀬は「ロンドン五輪のパレードやったら50万人が集まった。日本は野球とサッカーになりがちだが、いろんなスポーツに広げたい。イギリスはそれをやって29個の金メダルをとった。招致だって1回で通った国はない」

   対して宇都宮は「スポーツは大好きだが、大規模開発とつながる。環境破壊になるし、ビジネス化している。ゼロベースで見直す必要がある」という。これに松沢が「一次選考を通っているのに、決勝でやめられないでしょう。確実に招致したい」

   コメンテーターの為末大(元五輪選手)は「施設はもうあるんだから、むしろ五輪の後に東京に何が残るか。これが大事で選手も関心がある。(都知事選の)争点になるだろう」 という。招致競争の相手、マドリード、イスタンブールに比べて東京は一般の支持率が低い。調査のやり方が悪いからだとか、まあ、いろいろ声はあった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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