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   衆院選の行方を大きく左右する第三極が、「日本維新の会」と「国民の生活が第一」の2つに集約されてきた。維新と「みんなの党」は選挙協力で合意し、行き場がなくなった「減税日本」もいまだに維新との連携に期待を寄せている。

   一方、生活は「新党大地・真民主」が選挙協力で合意、「みどりの風」や民主党を離党した山田正彦元農水相と亀井静香前国民新党代表が結成した新党も連携を期待している。

乱立「第3極」生活と維新に集約

   司会のみのもんた「どうなるんですかね、この第三極は」

   杉尾秀哉(TBS解説室長)がこう答えた。「グジャグジャになっていますからね。あえて言えば、生活が第一のグループは、反TPP、反消費税増税、脱原発という感じ、あとは人間関係で好きとか嫌いとか。石原さんは(生活が第一の代表の)小沢さんとは死んでもいやだといっている」

   12月16日の投開票まで1か月を切ったのに離合集散はまだ続きそうな気配だ。新聞情報によると、「減税日本」の河村たかし代表(名古屋市長)が市長を辞任して衆院選出馬を検討しているという。国会議員5人を集めて国政政党の要件を満たし、公募で50人の公認候補を確保したが、東海地方以外では知名度が低く、河村が「党の顔」として全国遊説する必要があると判断したようだ。選挙区は古川元久・内閣府特命担当大臣の愛知2区を検討中という。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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