ぎんさん4人の娘「平均年齢93歳」ボケない病気なし食欲旺盛!秘密は「毎日のおしゃべり」

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   「100歳双子」で人気者だった「きんさんぎんさん」のぎんさんの4人の娘たちがいま注目だ。「振り込め詐欺防止」キャンペーンにかり出されて「だまされたら、いかんよー」と叫んだりと元気そのものである。秘訣は「おしゃべり」だという。

   長女・矢野年子さん(98)、三女・津田千多代さん(94)、四女・佐野百合子さん(91)、五女・蟹江美根代さん(89)。平均年齢93歳というのに、ほとんど病気もせず、名古屋市南部の住宅街でみな近所に住んでいる。

丸いちゃぶ台4人で囲んで4時間ダベって大笑い

   年子さんはおっとりマイペース、千多代さんはぎんさん似のしっかり者で家事もてきぱきこなす。ともに夫を亡くして一緒に住んでいる。百合子さんも1人でネコと暮らすが、毎朝、声を出して新聞を読む。末っ子の美根代さんは58歳で車の免許をとって、姉妹を連れ出す役だ。

   4人は毎日午後、ぎんさんの家だった美根代さんのところに集まる。丸いちゃぶ台を指して「これが話を作ってくれる」という。20年前に動物園で迷子になった話。「(動物園から)出るに出れんようになって」「方向音痴で行き先がわからん」。ようやく抜け出て入った寿司屋が「まずくて、まずくて」、「動物の食堂だ」と腹をよじって笑い転げる。かと思うと、ごはんを年子さんが残した。「食べられん」「もったいない」「あしたの朝たべればええ」「その手があった」「明日も生きとるとは思わなんだ」「もう死んだと思った」「あはは」

   雑談は時に4時間も続くのだそうだ。「与太話してあははと笑ったら一番ええ」「利口話せんで」「利口にはなれんでよ」「博士になるんならいかん」「バカセ」「がはは」と最後はまた大笑いだ。

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