こいつぁ驚いた。NHK「おはよう日本」(土・日・祝日)の顔だった森本健成アナウンサー(47)が、電車内で痴漢を働いたとして逮捕された。酔っていたというのだが、真相はよくわからない。
事件は14日午後8時ころ(2012年11月)、田園都市線の渋谷・二子玉川の間で、11分間にわたって継続的に女性(23)の胸を触ったという。女性が腕をつかんで「痴漢です」と叫んだため、近くにいた男性が森本を羽交い締めにして駅に降ろし、被害女性が警察に通報したという。警察は強制わいせつの疑いで森本を逮捕した。
「同僚と酒を飲んでの帰りで、 酔って記憶ない。体に触った覚えない」
「強制わいせつ」とは、警察の判断としては強制度が高い悪質な部類。専門家は、込み合って動き難い電車の中でのわいせつ行為は「強制わいせつ」になりやすいという。
この時間の電車内はぎゅう詰めというほどではないが、混んでいる状態だった。ただ、森本の自宅は千葉県浦安で渋谷から半蔵門線だが、このときは反対方向の田園都市線に乗っていた。森本は調べに、「同僚と酒を飲んでの帰りで、 酔って間違えたと思う。(痴漢の)記憶がない。体に触った覚えはない」といっているという。
NHKによると、森本は入社22年のベテランで、2008年から「おはよう日本」を担当しているほか、朝のニュースや「クローズアップ現代」なども担当している。NHKは「厳正に対処する」といっている。
NHKのホームページに森本は、モットーは「のんびり」、ちょっぴり自慢したいことは「気象予報士の資格をもっていること」と書いている。「心身リフレッシュ術」には「世界的な人気者の『ねずみ』がいる公園(TDL?)で散歩したり、行列に並んだり、乗り物に乗ったり」とある。痴漢のイメージとはどうみても合わない。
乗ってた電車は自宅と反対方向「アルコール依存症の可能性」
司会の小倉智昭「記憶がない、体に触った覚えがない、は矛盾してる。覚えがないのは記憶があるんでしょ。どうしたかわからないというのが筋」
取材した平野早苗レポーターは「11分間ということは、乗って間もなくから二子玉川まで行為を続けていたことになる。なぜ反対方向に乗ったのかも覚えてないと」
小倉「NHKの朝を代表する顔でしょ。全国に知られている人がいかに飲んでたとしても、普通じゃ考えられない。しかも強制わいせつ」
深澤真紀(コラムニスト)「アルコール依存症というのがある。反対方向に乗ったというのは、その可能性がありますよ」
小倉はきびしい。「酒のせいにするのは許せない。飲まれちゃダメ。痴漢にはよくえん罪があるが、今度の場合は、女性が『この人』といっているんだから、現行犯に近い。どうなるんでしょうか。ファンのみなさんもショックでしょう」