野田首相のいきなり「解散宣言」に浮き足立つ第3極
司会の小倉智昭「減税の党と消費税容認の党が一緒になるというのもね。橋下さんは適当にと言ってる。ついていくのが難しい」
田中大貴レポーターが絵解きをしてみせた。義経と弁慶になぞらえると、石原弁慶は橋下義経に惚れた。弁慶は義経を頼朝にしたい。つまり政権をとって 橋下をトップに据えたいんだという。石原がそうたとえていた。
田崎史郎(時事通信解説委員)「2人は親子のように見える。石原氏の長男は自民の総裁選で敗れた。三男は落選中。代わりに橋下氏に思いを託したいということですかな」
小倉「2人の間にシナリオはあるんだろうか」
ここで、深澤真紀(コラムニスト)がいいことを言った。「民主党自体が政権交代のための党で、中はバラバラ。西欧の2大政党とは違う。日本には2大政党制は合わないんじゃないですかね。ドイツ、スウェーデンみたいな多党連立制でいい。無理に2大政党にすることはない」
小倉「第3極がひとつにというが、4つあってそれぞれ政党の基盤が違う」
笠井信輔キャスター「(太陽の党)なんで減税と最初に話をしたのか。順番が逆だったら話が違ったのでは?」
急がせたのは突然の解散だ。これで第3極 が混乱に陥ったのは間違いない。野田のタイミングと意図はそこだろう。
小倉「これほどの選挙だというのに、与党の話が出てこない(笑い)。でも、絶対最後までダメだダメだといってる方がいい。メディアが書くから」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト