きのう13日(2012年11月)に旗揚げした石原新党「太陽の党」は、いわずとしれた芥川賞受賞作「太陽の季節」からとったものだ。「暴走老人です」とあいさつに立った石原慎太郎は、「太陽は通過点。大同団結に吸収されても消えてもかまわない」と話した。
中国メディアが尖閣で質問「チャイナがいちゃもんつける筋合いじゃない」
共同代表の石原80歳、平沼赳夫73歳をはじめ、「太陽党」議員の平均年齢は73・8歳 だ。それが第3極の核になりうるのか。石原は「国政に不満を持っていた」とそもそもを語り、「この国はどんどん悪くなっていく」と第3極が結集する必要を訴えた。
太陽の党の役回りについて、「一過性に過ぎない。必ず選挙の前に大同団結する。そのためのワンステップ。太陽がそこに吸収されて消えたってかまわない」と言い切った。政策の一致では、「野合だという人がいるが、自民だって民主だって野合っちゃ野合じゃないですか」「新しい関ヶ原の戦いに、東軍、西軍ではなしに勝ちます。既存の大政党、旧軍に対して、新軍として戦いを挑む」とぶった。
ただ、年齢を聞かれると、「若い政治家を育てないとダメ。絶対に必要な責務だと思っている」。維新の会の橋下代表については、「彼の言葉でいうと、『国民がうんざりしている』」。しかし、その橋下は「政策が第一」といっている。
旗揚げ会場には中国メディアもいた。尖閣で質問が出たが、「当たり前じゃないですか。日本の国土を日本人が守らないでだれが守るんですか」「チャイナがいちゃもんつける筋合いはまったくない」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト