「年内解散・総選挙」野田首相の本気度…民主党内は反対の大合唱

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衆院定数是正で時間稼ぎか

   野田が解散の条件としていた赤字国債発行のための特例公債法案成立や社会保障と税の一体改革のための国民会議設置などはようやくメドがついてきた。ところが、14日に予定していた1票の格差是正のための選挙制度改革の法案提出が遅れる可能性が出てきたという。民主党が年内解散引き延ばしの道具に使うつもりらしい。

   逢坂ユリ(資産コンサルタント)「国民はもう民主党は代わって欲しいという気持ち。3年間なにをやっていたのかということですよ」

   弁護士の若狭勝(元東京地検特捜部副部長)「自分が勝つとか負けるとかを国会議員が考えだすと、国民へ目が向かない。全部、内々になるそれで国会議員はいいのか」

   ただ、菅改造内閣で総務大臣の経験を持つ片山善博ゅ慶応大教授は「解散はよほどのことがないとやってはいけない。本当は任期を全うさせるべきだ」とする。

   司会のみのもんた「この党内の亀裂はどうなりなすかね」

   若狭「亀裂は最後までいくでしょう。あとは総理がどう決断するか…」

   消費増税法案の成立の見返りに「近いうちに信を問う」という約束をしたときはダンマリだったのに、「年内解散反対」とは何を今さらといいたくなる。それとも政党交付金欲しさのさもしい根性で引きのばしを図るつもりなのか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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