逮捕誤認の千葉・流山「強盗・強姦殺人」15年目の初公判―真犯人一転して殺害否認

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あらためて検察不起訴、警察謝罪

   コメンテーターのロバート・キャンベル(東大教授)「(弁護側の言い分は)一般市民の常識として通りにくい。すぐ現場に戻るのも不自然、戻ってきた証拠もない」

   キャスターのテリー伊藤も「公判前手続きがひっくり返ったのはおかしい。弁護側が知っていたのなら事前にいうべきだ。被害者の女性が無防備なまま部屋にいるわけがない。被告の言い分はあり得ないことだ」と疑問をぶつける。

   誤認逮捕された3人に対し、千葉地検は「嫌疑不十分」で不起訴としていたが、男の逮捕を受けて今年2月、改めて「嫌疑なし」として不起訴とした。千葉県警も謝罪しているが、母親は「絶対、警察は許せない」といっている。警察の失態で遺族に大きな傷を残した事件はどういう決着になるのか。熾烈な調べを受けとされる祖母はその日を待たず他界している。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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