早期選挙痛い第3極―候補者調整できないまま突入
小倉「輿石さんはなぜあんなことを言うんですか」
田﨑「そもそもタヌキである(笑い)。それに解散が嫌なんです」
小倉「どさくさの方が民主党には有利じゃないのかな」
竹田圭吾(ニューズウィーク日本版編集主幹)「どの党が何を考えてるのかわからない。前回はなかった党がいっぱいだし」
2大政党どころか、いま政党は14もある。こういう情勢だと、「自民党に有利に働くが、民主党に不利ともいえない」と田﨑はいう。「先へ行くほど議席は減るから」
小倉が「生まれた政党は、年が明けないと政党交付金が入らない。生活第一なんて、小沢さんが資金源なんですかね」
田﨑「持ってらっしゃるんじゃないですか。あと焦点は、第3極がつくれるかどうか」
小倉「時期が早まると3極は大変でしょう」
田﨑「大変です。政策調整できないところもあるし、選挙の候補者調整がある」
野田は案外そのあたりを攻めてくるつもりなのか。有権者にはたっぷり時間がある。だれがウソつきか、だれがインチキかをじっくり見極められる。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト