再生回数稼ぐために「きわどい映像」「犯罪映像」
司会の小倉智昭「青森のケースは投稿者の名前もわかっていたんだって?」
レポーターの田中大貴「特定されてました。でも、なぜこうしたものをアップするのか」と、別の例もあげた。07年には大手牛丼チェーンの厨房で、牛肉山盛りの「テラ丼」が作られた。去年の8月には栃木県の公道でバイクを逆立ちして運転する姿を友人に撮影させた男(24)が道交法違反になった。
こだわるのが「再生(閲覧)回数」だ。この閲覧回数について、趣味のダンスの映像を投稿している学生(23)は、「中毒っぽくなるかもしれない」という。縄跳びの動画を載せている女子学生(18)も、「閲覧数が3万とか、増えていくとうれしい」と話す。マルマル・モリモリを裸で踊ったという学生(18)は「テンションが上がる」
閲覧回数のためなら「下着姿もOK」とか、回数の半分は自分で、その半分が親、などというのもあった。専門家は「個人が特定されないと思っているのではないか」という。しかし、キャスターの菊川怜は「特定されなければ、意味がないのでは」と突っ込みを入れた。
小倉は「YouTubeで歌手になった人もいるしね」という。ジャスティン・ビーバーがそうだ。誰かが「ネットはバカに発信機会を与えてしまった」といっていたが、その通り。何とかと ハサミは使いよう、ということか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト