「殺人で立件できるかどうか」衰弱放置していれば殺意あり
鄭や優太郎ら新たに逮捕された4人は、尼崎市内の美代子のマンションで共同生活を送っていた。警察への事情聴取には協力しており、それが今回の逮捕につながった。今後は殺人容疑での立件を視野に解明が進むことなる。
司会の加藤浩次「殺人容疑に切り替えるにはどういうことが必要になってきますか」
弁護士の本村健太郎「自宅のマンションに監禁して衰弱して死亡してしまった。こういう場合、最低でも監禁致死、あるいは傷害致死にはなりますが、それと殺人との違いは、殺意があったかどうかです。衰弱していく過程を監視し、当然死亡すると思いながら放置したとすれば、殺意が認められる可能性は十分あります」
加藤「相当難しいですそうですね」
本村「食事を与えないとか、衰弱していく過程の状況がわかってくれば立件は不可能ではないと思います」
捜査にはまだまだ大きな山がありそうだ。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト