創作漢字コンテスト「鮨」の日を回に替えるとなんて読む?ああ、あれか!

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   気の滅入るニュースばかリの中で、司会役の加藤シルビアが気分を変えて「この漢字読めますか」という。「第3回創作漢字コンテスト」(産経新聞、立命館大学白川記念東洋文学文化研究所主催)で、最優秀賞に選ばれた「創作漢字」だ。大阪府茨木市の女性(69)が応募したのは、「寿」の寸を「老」のヒに入れ替えた漢字だった。パソコンで転換できないのが残念だが、音読みは「じゅろう」、訓読みは「いのちながし、じゅろうじん」といい、意味は「健康で幸せな人生」だそうだ。

「柱」の縦棒2本にして「たいしんほきょう」

   ユーモアあふれる創作漢字をボードに掲げ、加藤が「みのさん、これ読めますか」と振る。司会のみのもんたが「これすぐに分かった」と指差したのは、「鮨」の日を回に入れ替えた漢字で、「回転寿司でしょ」。

   このほか、「音」の日を右に少しずらして「おんち」、「柱」のつくりの縦棒をもう1本増やして「たいしんほきょう(耐震補強)」、「言」を横にして「ねごと」、スタジオで誰も読めなかったのは「四」の中のノを消した漢字。時計の針が3時を指すことから「オヤツどき」という。

   このコンテストは社会人・大学生対象のA部門と高校生以下のB部門に分かれていて、応募作品は昨年(2011年)の2倍の9065点もあったという。そのうち創作漢字辞典ができて、回転寿司店の看板などにも使われそうだ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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