観光庁に責任ないか!?見逃した札付き旅行会社の「殺人登山ツアー」

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   万里の長城遭難・死亡事故では、ツアーを主催していた旅行会社「アミューズトラベル」が3年前にも同じような事故を北海道・トムラウシ山で起こしていたことが大いに問題にされ、「モーニングバード!」でもこの会社に対して厳しい目が向けられた。

「立ち入り検査・営業停止」お座なり

   「この旅行会社は3年前にも遭難事故を起こしていたにもかかわらず、再発防止ができなかったんですね」。そうリポーターに話しかける赤江珠緒キャスターの口調もいくばくか詰問調のようである。また、けさ7日(2012年11月)は、この「札付き」旅行会社もさることながら、「観光庁の対応はどうだったのか」(清水貴之リポーター)などと、旅行業界を管轄する立場にある官庁の野放し責任問題にも発展することになった。

   「モーニングバード!」によれば、観光庁は「アミューズトラベル」への立ち入り検査を何度も行い、営業停止処分を行った。さらには、営業停止中に営業を行った疑いで立ち入り検査を行い、それについての厳重注意も行ったという。しかし、それ以上のことは何かできなかったのか!?

   コメンテイターでタレントの宇治原史規は「今の法律に限界があるのではないか。新規参入の基準を下げたり、規制緩和の流れがずっとあったが、この事故以外にも高速バスの事故などもあった。命に関わるような基準は、もう1度見直した方がいいのでは」と、絵に描いたような規制強化コメントを発していた。

文   ボンド柳生
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