テレビというのは、顔が写って声がとれればニュースになるらしい。離婚訴訟の判決をあさって9日(2012年11月)に控えた俳優の高嶋政伸(46) がしゃべったというので、オープニングで映像を出す騒ぎだ。
高嶋政伸・美元(33)夫婦は交際6日目に高嶋がプロポーズという電撃で2008年3月挙式したが、10年8月に高嶋が自宅を出て別居が始まり、 去年3月に離婚申し立てていた。「25年の芸能生活をなげうってでも離婚したい」という高嶋に対して、美元は「離婚する理由がない」という。法廷では美元の高額の生活費からDV、ストーカー行為などが明るみに出て泥沼の様相を呈している。
高嶋は長いことメディアにほとんど話さなかったが、「とくダネ!」の待ち伏せに立ち話で答えた。 役作りのために口ひげをはやし、みたところややふっくらしている。体重が10キロ以上増えたが、「腓骨神経麻痺」で足が動かず運動ができないのだという。
「彼女のカレーは高嶋家のカレーじゃない」と長広舌
裁判については「今は何も考えてない」「気持ちは変わってない」「(判決は)五分五分じゃないか」「望むのはもちろん離婚成立」と話す。それだけ分かれば判決前としては十分だが、リポーターは公判で散々出た話をいちいち確認する。高嶋はいやがらずに答えていたが、とくにていねいに説明したのが「高嶋家のカレー」だった。
美元がテレビで紹介したものだが、高嶋はこれを、「高嶋家のカレーではない」「味が違う」「名前を出さないでほしい」と、これまた裁判での論争のタネになった。リポーターはこれにも「どんな味?」などと聞いていた。アホか。
司会の小倉智昭が「高嶋さんは真面目に答えてくれたんですが、57分のうち40分くらいはカレーの話だった」(大笑い)
前田忠明(芸能デスク)「離婚でもめたのに珍しい。離婚成立条件はあるが、私生活をあれだけさらけだしたあと、もう一回生活しなさいといえるのか」
松岡弓子(立川談志の長女)「スピード結婚の怖さ。教訓そのものですね」
デーブ・スペクター(テレビプロヂューサー)「最高裁までいって、あと国連しかない」(爆笑)