「万里の長城」遭難―3年前の大雪山事故と同じ会社!今回も現地丸投げ

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前回事故の教訓生かさず「気象楽観、甘い事前準備指示、予定強行」重大責任

   司会の加藤浩次は「これでは安全管理が不十分だったと思いますが、まず疑問に思うのは、天気予報は把握できていたのでしょか。できていたのなら、なぜ行ったのか」と話す。

   コメンテーターのロバート・キャンベル(東大教授)「現地が気象情報を定時連絡して、スケジュールを決行するかどうかについて本社に判断を仰がなくてはならないが、それをしていない。安く切り上げようと、下見もせず現地に丸投げしていた」

   加藤「この会社は3年前にも事故を起こしていますね」

   弁護士の菊地幸夫は「3年前は夏山でしたが、今回は晩秋。現地を同じ緯度で日本に持ってくると、八甲田山とか十和田湖のあたりです。そこの山にフリ―スやセーターで行く人はいないですよ。事前の準備もできていない。装備の指示も甘い。であれば無理をしなければよかった。3年前の教訓が生きていない。同じミスを繰り返した。この会社の責任は非常に重大です」と厳しく断定した。

   きのう5日(2012年11月)、中国入りしたアミューズトラベルの板井克己社長が、報道陣の問いかけに一言も答えないまま現地へ向かう姿が画面に映し出されていたが、どう責任を感じているのか。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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