フルマラソン完走のアイドル「長続きのコツはテキトーな気合い」

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   いよいよ体重が落ちにくくなってきた。以前はちょっと食べる量や回数を減らすと、グンと2キロぐらいは消え去っていったけど、今はダメ。カチっとしたデジタル数字で体重計が表示するのは10日前に見た数字と一緒だ。やはり少しぐらい体を動かさないといけない。でも、なかなか重い腰があがらない。忙しいし~、体調があまりかんばしくないし~、午前中に会議入っているし~、と言いわけだけはいくらでも沸いて、ぐるぐる頭の中を巡っている。いつもこの繰り返し。母親から宿題をしなさいと言われると、やる気になっていたのに嫌になったと言いわけする子供と同じである。自分が子供で、自分が母親。それ1人2役で言いわけ演劇ごっこをするように。

   でも、どちらもいつかはやらないといけない。子供の宿題は、あす先生に怒られる。大人のダイエットは、未来の自分に怒られる。どっちが怖いかって言われたら、未来の自分に怒られるほうが、とりかえしがつかなくなったりその後の人生を左右しかねないだけ恐い。そろそろ、本当に取り組んだ方がいいかもしれない。でも自分の心の適所にムチ打つのが下手で、やる気を損なうばかり。

ウォーキングから始めて歩くのに退屈したら走ってた

   そんな時、フルマラソンを完走したアイドルと仕事をする機会があった。苦しい思いをしてまで走るなんて理解を越えている。でも、彼女の言葉にものぐさ意識が変わり始めた。

   まずは、歩くことからでいい。誰だってすぐには走れない。しばらく運動をしていない人は、ウォーキングから始めるのがフルマラソン初心者の第一歩とのことである。そのうち自分に自信が芽生える、歩いているだけでは退屈になり走りだすらしい。ウソのようなホントの「千里の道も一歩から」だ。

   ウォーキングねぇ、それなら私にだってできるでしょ。でも、問題は時間よ。いつ1時間も歩くっていうのよ。仕事終わって深夜に女1人がウロウロ歩いていたら危険よ、危険!ちょっとしたやる気が出たのに、また自分でやらない理由を探すいつものパターン。アイドルとの仕事を終えて、自分にイラつきながら喫煙所でタバコに火をつける。ボワーっと煙を吐きだした時、携帯サイトのある記事に目が止まった。

   「仕事ができる人は走るらしい」なんだって。記事によると、ランナーと走らない人では、人生の充実度と年収に差があるらしい。これはマズイと他も検索すると、ウォール街で働く多忙なビジネスマンに早朝ランナーが多いのは、ランニングによってやる気ホルモンが活性化されストレスに対処できるようになるからとか、1日の始まりにウォーキングすると15分歩くと心が爽快に、30分歩くとやる気が出て、45分歩くとリラックスする脳内物質がそれぞれ出る、というサイトが出てきた。

   これで、自分を導く究極のムチは揃った。そうか、少し早起きをすればいいだけだったんだ。早起きは大の苦手だけれど、早く起きれさえすれば、ダイエットできて仕事にやる気が出て、リラックスもできるなんて、イイことづくめ。

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