スマートフォン(高機能携帯電話・スマホ)にアプリをダウンロードして起動させたら、スマホの所有者の個人情報はもちろん、スマホの中に登録していた電話帳やメールアドレスなどの個人情報を盗まれていた…。「9時ッス!!」でその手口を伝えた。
不正アプリ17万種類。アンドロイドがターゲット
先月30日(2012年10月)、IT関連会社の元経営者ら5人が不正指令電磁的記録供用容疑で逮捕された。スマホから約1100件にものぼる電話番号やメールアドレスなどの個人情報を抜き取り、業者に売っていたためだ。
森圭介アナ「個人情報を抜き取るためのアプリはいま17万種類あるといわれています」
司会の加藤浩次「悪用目的のアプリがそんなにあるの」
森「外見上は簡単な動画サイトに見えますが、その動画を見ている間に個人情報を抜き取るという手口が多いようです。パソコンではセキュリティーソフトを入れている人は半数以上ですが、スマホではまだ3割にも達していません。オペレーションソフト(基本ソフト)にアンドロイドが入っているスマホが狙われているようです」
これが防止策!「ID登録」確認してからダウンロード
グーグル関係者は「これは危険と思われるアプリはできるだけ削除しています」と言う。
加藤「どうやって自分の携帯を守ればいいのかな」
森「アプリをダウンロードするときは、必ずあなたの個人情報とIDを登録しますという表示が出ます。この表示を確認してからダウンロードして下さい」
キャスターのテリー伊藤「そういう表示を確認する人は少ない。読まないですぐダウンロードする人の方が多いと思う」
森「安全なアプリをランキングしているサイトもあります。そこでランキングを確認してからというのも有効です」