その瞬間、審判も打者も捕手もみんな目つぶってた
スロービデオで見直してみると、加藤は完全によけて、ボールはバットに当たっている。笠井は「かすってもいない」といったが、その通り。頭を抱え込んだ加藤に、球審はだまされた、つまり誤審ということになる。
このビデオに小倉は気色ばんで、「最悪ですね。バントの構えをしてるんだから、当たってもストライクじゃないの」
田中大貴レポーター「巨人のファンが見ても当たってないと思うんじゃないかな。テクニックとして、当たりそうになったときは当たったふりをするというのはあります。むしろ、原監督の抗議で審判が判定を変えたことが問題ですよ」
スポニチも別のページで、「栗山『誤審』負け」「当たってない危険球」と書いていた。笠井が「危険球ってご存じないでしょう」と解説する。「投球が顔面、頭部、ヘルメットなどに直接当たり、選手生命に影響を与えると審判が判定したもの」となっていて、投手は即退場となる。
小倉「今回はバントの構えなんだから」
笠井「スポニチは捕手も打者も審判も目をつぶっている写真を載せている」(笑い)
小倉「日ハムの追い上げ態勢に水をさすような結果になった。ビデオ判定はしなかったのか」ともいったが、確かにそれをすべきだろう。これで、たとえ巨人が優勝しても、原監督と加藤は終生いわれることになる。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト