「とくダネ!」も謝罪!別人だった角田美代子あの顔写真―関西女性「あれ私です」

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   尼崎の連続怪死事件できのう30日(2012年10月)、5人目の遺体が入ってい ると見られるドラム缶が岡山・備前市の日生港で引き上げられた。警察はきょう中身を確認する。

   この事件では、傷害致死などで起訴されている角田美代子被告(64)の周辺で、男女8人が行方不明となり、これまでに4人の遺体が発見されているが、別に1人が事故死、1人が病死といわれる。事故死の件では保険金詐欺の疑いも出ている。警察が情報を小出しにしていることもあって、中心人物が角田であるという以外、事件の全容はいまもってよくわからない。

読売新聞が報じ共同通信も配信。NHKは独自「入手」で放送

   「とくダネ!」は岡山のドラム缶に入れられたとみられる男性(54)が、東京・足立区に逃げていたのを連れ戻された状況などを伝えていた。その追跡は執拗だったという。司会の小倉智昭は「なんで角田被告はそこまで執拗に追跡したのかね。何か弱みでも握られていたのか。警察に相談できなかったのかな」と首をかしげる。

   レポーターの岸本哲也「病死した男性は事件に関わる証拠を知っていると話していたといわれます」

   小倉が最後に「訂正があります」といい、笠井信輔キャスターが「写真の取り違えです」と原稿を呼んだ。「連続死体遺棄事件で、角田美代子被告として放送していた写真は別人のものでした。関西地方に住む女性がきのう、『私の写真です』と名乗り出ました。FNNの取材でもこの方のものと判明しました。女性は角田被告を知らず、なぜこんなことになったか知りたいといっています。関係者の皆様にお詫びします。申しわけありませんでした」

   しばらく前から連日流れていた写真だ。恰幅のいい和服の中年女性で、「こんな顔でコンクリート詰めか」とみな思ったに違いない。この写真、読売新聞が報じて、さらに共同通信が配信したため、読売テレビ、関西テレビ、朝日放送、が流し、NHKも独自に入手して放送していた。朝日新聞も入手したが、「別人の可能性」から掲載しなかったという。

   各社同じ写真とはいったいどこから入手したのか。ドジが続く報道だけに、ここはひとつちゃんとしてもらいたい。「とくダネ!」も「お詫び」といわず「訂正」だった。「オレのせいじゃないよ」と聞こえたのは、共同通信の配信だったからかな。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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