歌手の宇多田ヒカル(29)が10月27日(2012年)ツイッターで、ネットスラングの意味を懇切丁寧に解説する一幕があった。
宇多田は、上映が始まったばかりの映画「009 RE:CYBORG」を関係者用の試写会で鑑賞したとして、
「面白かったしかっこ良かった。原作知らない人にもオヌヌメ」
とつづった。これに対して、日本語を学習しているとみられる利用者が
「onunumeの意味は何ですか?」
と英語で書き込んだ。宇多田は、
「『osusume』の、おバカな言い方で、『推薦する』という意味。suとnuのカタカナが似て見えるので…」
と英語で解説。質問した人も、
「完璧な説明ありがとうございました、先生!」
と、納得した様子だった。
なお、ネットスラングを解説している「ニコニコ大百科」では、「オヌヌメ」を
「ヌがスと似ていなくもないことから生まれた、2ちゃん語の一つ。2000年代中期にかけて広まった」
と解説。用例として
「ニコニコ動画でアニメ見ようと思うんだけどオヌヌメある?」
という文章を紹介しているが、
「理解のある人にしか通じない上に不審がられる可能性がある為、実際に使うのはオヌヌメできない」
と、釘を刺している。