北海道札幌市のビルの飲食店できのう24日(2012年10月)に爆発があり、従業員2人が火傷を負った。事故の原因はカセットコンロ用のガスボンベを廃棄するために、約80本に穴を開けていたらガスが充満して引火したものと見られるという。
「捨て方指導」自治体バラバラ―東京都「開けるな」、北海道「開けろ」
「モーニングバード!」によれば、ボンベの穴開けというのは危険を伴う作業で事故も多発しているという。そもそも、家庭でそんな危険な作業をするべきなのだろうか。ガス缶の穴開けの必要性は自治体によって分かれているという。
東京23区ではガスを使い切ったうえで、缶に穴は開けずに捨てることを推奨している。札幌市や宇都宮市などいくつかの自治体では、ボンベに穴を開けるよう指導している。缶に残ったガスがゴミ収集車などに引火することがあり、危険だからだという。
ガス機器などの安全情報を提供する日本ガス石油機器工業会は、「(穴を開けると)金属と金属が触れあうことで、爆発の恐れもあり、(穴開けは)一切おすすめしていない」としている。
文
ボンド柳生