島根・女子大生死体遺棄事件で「新事実」バイト先の不審車はマークⅡ

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   約3年前、島根県浜田市の大学生がアルバイトを終えた後に行方不明になり、その後、遺体が広島県の臥龍山で見つかった。ワイドショーも大いに注目した事件で、けさ25日(2012年10月)の「モーニングバード!」は「新情報」があったと伝えた。

   事件前、被害者のアルバイト先であるショッピングセンターの通用口付近に不審な車がとまっていたが、その車種が判明した。旧式のトヨタマークⅡ(ナンバー不明)だったというのだ。この事件は遺体遺棄現場が山中であることなどから、犯行にはクルマが使われたと見られている。

3年もたって今ごろ車種判明の不自然…警察はとっくに知ってた?

   もっとも、車種判明の「新情報」に色めき立ったコメンテイターはいなかった。タレントの松尾貴史は「3年たってあらたな情報が出てきたのか、それとももともと警察は(情報を)持ってたけど、今になって発表したのか。どっちなんでしょうか」と眉を吊り上げた。

   この手の長期難航事件の「新情報」は、マスコミにとっては新しくても、捜査機関にとって、いつの情報なのかがよくわからないことが多い。もし捜査機関にとっては古い情報だったら、それははたして事件解決への重要な情報なのかという疑問もあるわけだ。

   「どっちなのか、ちょっとわからないですね」(羽鳥慎一キャスター)という状況に、松尾は「3年たってこれがわかったということなんでしょうか」と、再度「新情報」の鮮度に不満げな様子を見せていた。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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