角田美代子「もっとバックして」沖縄の断崖絶壁で写真―転落事故装い保険金殺人

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   角田美代子被告(64)を主犯とする連続不審死・行方不明事件が少しずつ明らかになっている。今度は保険金をめぐる話だ。美代子の義理の妹・三枝子被告(59)の元夫、橋本久芳さん(当時51)が、沖縄観光で崖から転落し保険金6000万円が支払われていた。

近くの土産物店「立ち入り禁止越えて撮影してた」

   「事故」があったのは2005年7月。現場は高さ30メートルの絶壁の断崖で知られる恩納村の万座毛だった。目の前に東シナ海が広がる観光の名所だ。リポーターの西村綾子が現地を訪れた。この日も大勢の観光客でぎわっていた。

「男性が転落したのはこのあたり、立入禁止の札を越えたところです。立入禁止でなくても、ゴツゴツしたこの足場、すぐ先が海。とても中に入る気持ちにはなれません」

   近くの土産物店の男性が当時の美代子ら一行について記憶していた。小さな工場の慰安旅行のような感じだったという。美代子らしき女性は社長夫人のように見えた。服装は「ゴージャスとまではいかないが、派手めな感じだった」と話す。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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