医療ミス「認めぬ江戸川病院、逃げ回る医師」内部告発で火葬直前に警察解剖

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「とくダネ!」にも電話「「隠蔽体質だ。医療者としてどうかなと思って…」

   実は「とくダネ!」には早い時期に別に内部告発があった。複数の関係者が、「いいたくなるほどずさんだということ。世間に知ってもらわないと 病院もことの重大さを認識できない」「隠蔽体質だ。医療者としてどうかなと。やることが悪いし遅い。結果に責任を持たない。これでは医療は成り立たない。やっていけない」と話していた。

   この1月に病院は事故を受けた新たなマニュアルを作って「患者を臥床させる」「抜去時セキをしないよう説明」などとしていた。しかし、病院はこうしたことを一切公表せず、逆に院内での密告者探しが行なわれて、電子カルテを開いた記録を洗ったりしたという。

   日本移植学会は江戸川病院に対して、原因が判明するまで生体腎臓移植をしないようにと異例の勧告を出している。病院も9月に事故調査委員会を開いてはいる。

   取材にも加わった医療ジャーナリストの伊藤隼也は、「近年珍しいくらいひどい事件だなと思う」

   司会の小倉智昭 「カテーテルの抜き方に問題があったわけですよね」

   伊藤「重力がありますから寝かして慎重に抜くのが基本。委員会も構成メンバーに問題があったり、当の医師が出て来ていないとか。守秘義務を振りかざしたりもしている」

   小倉「しかも(内部告発の)犯人探しをしてる」

   伊藤「ミスを認めて改善するという常識がない。告発の電話がなければ、お葬式して終わりだった」

   これではやはり病院の名前を覚えておきたくなる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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