司会のみのもんたが「8時またぎ」コーナーで、政権交代後コロコロと9人が変わった法相を順番に読み上げた。「1人目千葉景子1年、2人目柳田稔2か月、3人目仙石由人2か月、4人目江田五月8か月、5人目平岡秀夫4か月、6人目小川敏夫5か月、7人目滝実4か月、8人目田中慶秋3週間、9人目は3週間前まで法相だった滝さん」
その滝法相は「年だから」と5か月前に交代を希望、そこへ再任の知らせを受けて放った言葉が「せっかく肩の荷が下りたのにまた両肩に重石が乗っかったような感じだ」だった。「元法務大臣」の肩書だけあればいいというわけだろう。これにはみのも「だったら引き受けるな!正直思いますよ」と怒った。
コメンテーターの金井辰樹(東京新聞政治部次長)「『閉店間際の在庫一掃セールに早くも返品が出た』というみんなの党の渡辺代表のコメントが言いえて妙だった」
鳩山由紀夫元首相も同調の動き
民主党内からも野田首相の任命責任を問う声が上がっている。「そもそも適材適所で行われているのかというところに極めて問題がある」(辻恵衆院議員)、「今の民主党では国民の信頼を失っているので選挙は戦えない。党を根本的に変えなければ…」(川内博史衆院議員)
水面下では野田降ろしの動きが始まっている。「朝ズバッ!」がその注目の人物として取り上げたのは鳩山由紀夫元首相だ。23日夜(2012年10月)に開かれた当選5回の副大臣経験者らと会合で、「野田がやったのは消費税上げだけじゃないか。野田・輿石では選挙は戦えない」と野田降ろしの発言が飛び出し、これに鳩山が賛同したという。その鳩山の弟、鳩山邦夫元総務相は「兄には悪いが、民主党が自然消滅するのは時間の問題」と厳しい指摘をする。
みのが最後に言い放った。「次の選挙は真剣に1票を投じるべきだね。国民は完ぺきに日本の政治からしっぺ返しを食っています。下手な選び方をするとまたしっぺ返しを食うね」