メディア戦略の巧拙―橋下市長は「事実誤認の部分もあった」とあっさり謝罪
ところで、橋下はおととい再び週刊朝日を「異常ですよ。人間じゃない。鬼畜。イヌネコ以下」とこき下ろしていた。母親に雑誌を送りつけ、取材を申し入れたということに対してだった。ところがきのう、あっさりと「事実誤認があった」と謝罪した。週刊朝日は妹が買ったもので、届いたのは取材依頼だけだったというのだ。
その橋下は裁判に訴える気はない。政治評論家の有馬晴海氏は「メディアと向き合う姿勢を見せる方が効果的という判断だろう。うまく利用している」という。弁護士としての計算なのか。2人の週刊誌戦略の違いが面白い。
小倉「ホワイトハウスでチョメチョメしちゃった大統領もいたけど、東国原さんが知事室でとは考えられない」
田中大貴レポーター「テレビでいえないような中身ですからね。ただ、発売から1か月半経っているので、橋下さんの騒動とのタイミングがいわれた」
小倉「書かれた方が黙っていていいのかというのは常にある。談志師匠も大変だったでしょう」
いきなり立川談志に話が飛んだのは、談志の長女・松岡弓子さんがゲストだったからだ。「すごかったですよ。私も書かれた。父はお騒がせでしたから、たたかれてばかりでしたが、亡くなったとたんに、みなさん親切になった」(笑い)
小倉「デーブはそういう目に遭わないの」
デーブ・スペクター(テレビプロデューサー)「ないですね。どちらかといえば、自分でリークする方だから」(笑い)
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト