熱心な自治会長サンに町内は感謝!だったのに…積立金で外車や遊び回り

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   千葉県野田市の自治会の会長をつとめていた男が、自治会の積立金6000万円を横領した疑いで逮捕された。さっそく「モーニングバード!」取材班が飛んだところ、この男性の「働き」ぶりは意外にも(?)ご近所で悪くなかったという。

「市に頼んで暗い道に街頭をつけてもらった」信頼あつく異例の2期担当

   「きちんとした人で、自治会のことをちゃんとやっていた」という声や、「市に頼んで、暗い道に街頭をつけてもらった」という業績もあった。そうした熱心さが評価されたのか、本来1期で交代するはずの会長を2期つとめていたという。

   しかし、そんな「容疑者への信用度の高さ」(大西洋平アナ)を利用して、裏では悪事に手を染めていた。2010年に会長に就任して半年弱ほど経った頃、会計担当者を説得して貸金庫の鍵を手に入れ、2000万円の預金を引き出した。横領したカネは高級外車の購入や遊興費にあて、ご近所さんの目にも暮らしぶりの変化は目立っていたという。「会長になってからリフォームをちょこちょこやり、車庫に屋根をつけたり」「ステキな自転車を買ったといって、みんなに見せていた」

   警察が伝えるところの容疑者の動機は「自治会長になって多忙になった腹いせ。その代償」だったという。番組コメンテイターからは、「自治会に6000万円もプールしてあるんだ」(タレント・石原良純)との声も上がった。なお、この自治会には1500世帯が入会していて、会費は1世帯あたり300円で、20年にわたって積み立てられたものだそうだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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