「本当は名前が違うのです」と同居していた女性が伝え、葬儀社が変だと感じて警察に通報し、指名手配犯の死亡が確認された。2001年4月に徳島市の父子を殺害し、徳島県警が「おい、小池」というポスター指名手配していた小池俊一容疑者(52)だ。
岡山の食堂で従業員・客として知り合い
阿部祐二レポーターが伝える。「小池容疑者は殺人直後に岡山に逃亡したと見られています。同居していた女性は岡山市内の食堂に勤務しており、その食堂に小池容疑者は客として頻繁に来ていたようです。同居は女性の方から持ちかけ、お互いの氏素性を明らかにしないまま7年前から一緒に住んでいました」
小池は小笠原準一を名乗っていたが、この偽名は同居女性が「名前を言おうとしなかったので、私が勝手に付けて呼んでいた」のだという。
同居マンションは岡山県警本部から500メートル
キャスターのテリー伊藤「同居が始まる前の4年間はどこにいたの?」
阿部は「ホテルを転々としていたようです。同居していたマンションは岡山市の繁華街の近くにあり、岡山県警本部から直線距離でわずか500メートルの場所でした」
司会の加藤浩次「そんなところに指名手配犯がいるということを、警察はどうして分からなかったのだろう」
小池は北海道出身で、捜査本部も北海道方面や東京などを中心に捜査していた。
コメンテーターの勝谷誠彦(コラムニスト)「まさか自分のお膝元に、手配犯がいるとは考えないからね」
テリー「犯罪者が逃亡したら近県から捜査を始めるべきだったのに、初動捜査からその判断を間違えてしまったのだろう」
小池の死因がいまひとつはっきりしない。