「B-1グランプリ」念願かなった!発祥地の「八戸せんべい汁」金賞

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   きのうとおととい(2012年10月20~21日)、北九州市で行なわれた「第7回B-1グランプリ」は、過去最多の61万人を集める盛況だった。金賞は青森県の「八戸せんべい汁研究所」(青森)に輝いた。ずっと2位、3位に甘んじてきた味が、はるか九州の地で認められた。「九州向け」の味付けもあったのだそうだ。

   今回の参加は63団体で、味を競うだけではなく、ゆるキャラも総動員して出迎え踊りまくる。この中からどうやって選ぶのか。使ったハシをお気に入りのグルメに投ずるのが投票だ。

参加63品目!大食い「ジャイアント白田」完全制覇

   もともと「B級グルメ」「ご当地グルメ」として声をあげたのは八戸だった。第1回を企画・開催したが、そのときは4位。以後、2位が連続3回、3位が2回の末の栄冠だ。決まった瞬間は涙、涙だった。なにしろ、2010年には3位だったが、その経済効果は563億円という試算もある。今回の1位でどれだけになるか。連続上位の効果も効いてくるに違いない。

   リポーターの小柳美江が駐車場を歩くと、九州だけでなく浜松、広島、奈良ナンバーもある。来場者に聞いても、大阪の男性、京都の女性グループ…ベネズエラなんていう女性もいた。どういうこっちゃ?

   それはともかく、全部の味を試すのは不可能だよなと見ていたら、「とくダネ!」は大食い大会の猛者「ジャイアント白田」を連れて来た。63品全部を食わせようというのだ。「大丈夫ですか」という小柳に「自信あります」。「豊川いなり寿司」(愛知)からスタートして、「いわてまち焼きうどん」(岩手)、「延岡発祥チキン南蛮」(宮崎)、「日生カキオコ」(岡山)、「十和田バラ焼き」(青森)、「伊那ローメン」(長野)、「佐賀シシリアンライス」(佐賀)、「姫路おでん」(兵庫)、「大月おつけだんご」(山梨)…と快調に食べ進む。

   見ているだけで疲れるが、チャンポン、カレー、鍋焼き、スパゲッティ、ギョウザ…と種類もボリュームも千差万別。それをパクパクと平らげて、最後63食目が「四日市とんてき」(三重)だった。小柳が「おかわりしたいものは?」と聞くと、「あります」と持って来たのが「日田やきそば」(大分)だ。「食感がいい」という。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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