母親「スマートフォンまで管理できなかった。ネットの怖さ教えるべきだった」
彼女は10日(2012年10月)、自殺した。王立カナダ騎馬警察は彼女を脅迫した男を探し出そうとしたが、日本と同様に難しい。と、4日後に思わぬ組織が登場した。ネットに「われわれはアノニマス」とおなじみの仮面が現れて、「アマンダ・トッドさんを脅迫した男、罰せられるべき人物はコディ・マクソン。われわれは忘れない。許さない」と発表したのだ。さすがその道のプロ。難しいネットのカベを簡単に破って住所まで明らかにしたのだ。「とくダネ!」の取材に、アノニマスは「警察はネット犯罪の捜査に弱いから通報した」と話している。男はすでに裁判所に出廷したという。
母親のキャロルさんはラジオで、「娘は何でも話してくれた。でも、スマートフォンまでは管理できなかった。もっとネットの怖さを教えるべきだった」という。西橋は「未成年をネットで性的に利用する犯罪は、日本でも年間1万件。今年は10月なのに1万3500件にもなっています。専門家は怖さを教えていくしかないと話しています」という。
司会の小倉智昭「日本でも起こる可能性ある?」
深澤真紀(コラムニスト)「今でも行なわれてます。いじめじゃなくて、犯罪です。親も子どもと同じスマホをもって気を配らないと危ない」
小倉「遠隔操作の件もあるし、警察も行き着けてない」
ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)「アメリカでも警察がハッカーを雇ったりしているが、アノニマスがあぶり出したというのがなんとも…」
何を信じたらいいのか。ますますいやな世の中になってきた。