民主・自民・公明の党首会談がきょう19日(2012年10月)やっと開かれた。幹事長会談で輿石民主党幹事長が予告したように、「(解散について)総理から新しい具体的な提案」があったのかどうか。
法案成立に協力求めるばかりで「近いうち解散」逃げ回り
なんとかこぎつけた党首会談だったが、野田首相は特例公債法案などの成立に協力を求めただけで、解散時期については「近いうちにという言葉の重み、責任は十分自覚している」と繰り返し、物別れに終わった。野田はこのままズルズルと臨時国会召集を先延ばしするつもりなのか。
これこそ場外牛歩戦術だというのはコメンテーターの与良正男(毎日新聞論説委員)だ。「『近いうち』と約束したのは8月8日ですよ。常識的には年内でしょう」
吉川美代子(TBS解説委員)も「誰が考えても年内が常識」といい、尾崎弘之(東京工科大教授)も「野田さんはやることがなくなったのでは?何をやりたいのか全然語らない」と呆れる。
与良「首相は最近、『動かざること山の如し』だと言って、動かないことを自慢している。これは許せない。早く選挙をやってリセットすべきで、こういう政権にもう任せておけない」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト