「連続変死・行方不明事件」主犯・角田美代子の異様さに近所は恐怖

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   兵庫県尼崎市のコンクリート詰め遺体発見に端を発した連続変死事件は、さらに岡山、香川両県に飛び火し、事件に巻き込まれた可能性がある行方不明者は6人とも8人ともいわれる。いずれもその中心にいたと思われるのが、コンクリート詰め遺体事件で傷害致死罪などに問われている角田美代子被告(64)だ。いったい、どんな女なのか。

預かった宅配便届けに行ったら「中が壊れてる」と弁償要求

   角田は1980年半ばごろから尼崎市内のマンション5階2室を借りていた。家族のほかに、血縁関係のない高齢の女性や若い男女10数人が一緒に暮らし、角田が外出する時は全員が並んで見送る姿を近所の人が目撃している。角田がたびたび訪れた商店街の人はこういう。

「身長は160センチぐらい。髪はロングヘアで、目つきが鋭く、声はガラガラ。大阪のおばちゃん風の派手な服装で、威圧感があった。親分の奥さん風という雰囲気だった」
「1人ではなく、8人ぐらいで来て、みんな角田のいいなりでしたね。支配していたように感じ、親分、子分の関係みたいだった」

   近所の住民が預かっていた宅配便を渡すと、「中が壊れている」と弁償を要求されたという。

警察の初動捜査ミス!?人が次々と消えているのに気づかなかったのか

   異様ないでたちで男を引き連れ、押しかけた家の家族関係を暴力を使って壊し、金銭を奪い取っていく。こんな構図が徐々に明らかになってきたが、司会のみのもんたも言葉が見つからないのか、「凄い事件になってきましたね」とだけ。

   事件がここまで拡大するまで警察は何をしていたのか。元刑事の飛松五男は「警察の初動捜査のミス」と指摘する。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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