今年のクマは手強い!学習する新世代「山のエサより街にうまいもの多い」

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   クマが人里に出没――。深まる秋には欠かせないニュースだが、「モーニングバード!」によれば、今年はそんなクマに「異変」が起きているという。もっとも、クマ出没については、毎年のように何らかの異変が伝えられるようでもあり、その点では例年通りと言えなくもないのかもしれない。

クマハンター高齢化で怖いものなし

   今年の異変とは全国的なクマ出没数の急増で、しかも住宅街、市街地に現れることが多いそうな。北海道の札幌市では、子供が遊ぶ公園や駅の側にまでクマが出現しているという。

   クマが山から下りてくる原因としては、エサ不足でエサを探しにやってくることがまず考えられるが、専門家の話では今年は山のエサはそう不足してないらしいという。では、どうして? 番組によると、どうやら恐れを知らない「新世代グマ」が増えていることが原因らしいというのである。

   クマは本来臆病な動物だが、人間との接触を重ねるうちに、人間など恐るに足らずで、人間の近くにはウマい食べ物もあるということを学習する。「クマも進化してるんですね」と赤江珠緒キャスター。

   人間側の要因としては、クマハンターが高齢化するなどして、クマに人間様の怖さを知らしめる機会が減ったことも、新世代グマ増加を招いているらしいそうだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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