橋下維新の会「各党あいさつ回り」でわかった連携先―第3極まとめて自民・公明

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支持率に陰りで単独過半数あきらめ…「虚像が実像に近付いてきている」

   日本テレビ政治部記者の近野宏明は、自民党の安倍との挨拶で象徴的なやりとりがあったという。「虚像が実像に近付いてきている」という橋下の発言だ。一時の勢いに陰りが見えてきたということである。自民の復調もあり、単独で過半数を目指すという当初の戦略から第3極としての連携を重視する方向にシフトしてきたとみる。

   コメンテーターのロバート・キャンベル(東大教授)は「第3極を形成するというのは現実的だが、各党が連携しても政策が合わないと民主党政権のような呉越同舟的な政権になる」と政策協議と国会運営の難しさを指摘する。

   キャスターのテリー伊藤「虚像が実像に近付いてきたといっても、僕らは維新の会の実像も何も知らない。橋下さんが堂々と選挙に出て先頭に立たないと。だって、僕ら維新の会のほかのひとたち、誰も知らないもの」

   これに精神科医の香山リカは「そんなことすると、大阪市の人たち、かわいそうじゃないですか。大阪市は踏み台になっちゃったということになる」と猛反発する。

   出ない、出ないといっておきながら、最終的には立候補した大阪府知事選のこともあり、維新の会と橋下の動き、まだまだ予断を許さない。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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