近隣トラブル新たな火種「太陽光パネル」反射まぶしい!

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   東京・世田谷区の住宅街で10日白昼(2012年10月)に起きた近隣トラブル殺人事件は「加害者と被害女性の家は幅約1.5メートルの狭い路地で向かい合い、鉢植えの置き方を巡って、2人はよく揉めていた」(大竹真リポーター)という。今年4月(2012年)から先週までに国民生活センターに寄せられた近隣トラブルを巡る相談件数は750件にものぼる。越智啓太・法政大学教授(犯罪心理学)は「昔のような町内会組織が崩れ、近隣でトラブルが起きても仲介に入る人がいなくなった。そのために、近隣トラブルは増加傾向にあります」という。

太陽の4000倍もある差し込み反射光

   街の人に最近どんな近隣トラブルに巻き込まれたかを聞いた。中年の女性「隣に住む男性が朝から晩まで庭先で痰を吐いている。その吐く音がうるさくて耳障り」

   初老の男性「近所に住む一人暮らしの老婦人がよく野良猫を拾ってくる。その数は10匹近くで、鳴き声と糞の匂いに頭を悩ましている」

隣の認知症高齢者
 

   大竹は「騒音、悪臭、ペットがこれまで近隣トラブルの大きな原因となっていましたが、最近、新たなトラブルの原因が生まれています」

   大本康志弁護士によると、「新たなトラブルの原因として、太陽光パネルが問題になりつつあります。パネルの反射光が近隣の家に差し込み、トラブルになっています。パネルの反射光は差し込んでいないときの比べて、4000倍近い明るさがあるそうです」

   コメンテーターの勝谷誠彦(コラムニスト))「これからは認知症になった一人暮らしの高齢者の問題も出てくるでしょう。認知症の人には何度言って聞かせてもわからない。近隣トラブルの原因になる可能性が高い」と話した。隣の家の風鈴がうるさい、飼ってる鈴虫の鳴き声が耳障り、年1回なのに「小学校の運動会がうるさい」なんていうのもあるという。要するに、近所付き合いが希薄になって、他人がやることは何でも気に入らないという人が増えているということだろう。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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