理想の大人になるための勉強を、40歳を迎えたバナナマン日村勇紀とともに学んでいく。出演は他にバナナマンの相方・設楽統とスザンヌである。講師として登場したのはアンガールズの2人だった。この段階で早くも内容のチープさが想像つくが、テーマは「大人の革靴」ということで、革靴の4大ブランドとオーダーメイド革靴についての授業が始まった。
誰に役立つの?「革靴の世界4大ブランド」「21万円のオーダーメイド」
日村は「40歳なのにまだまだ子供」という設定で、赤いトレーナーに短パン姿に白いハイソックスとスニーカーを履き、鼻を垂らしながら登場した。設楽はスーツ姿だ。そんな2人を前に、アンガールズがセレブやハリウッドスター、アラブの王族らが愛用する革靴の4大ブランドを教えていく。「「Alden」」「JOHN LOBB」「Santoni」「gaziano&girling」なのだという。「これら靴はダイヤモンドといわれるほど高級な革を使用している」「革の染め方にこだわりがある」「かかとに縫い目がない革靴は技術がいるので高価」などのウンチクが並ぶ。
しかし、女性の視聴者はどれほど関心があるのか。紅一点のスザンヌが「女性も男性がどんな靴が好きかわかりますね」とフォローをするが、あまり説得力はない。いや、男性だって、近ごろは皮底の本格的革靴を履いている人はセレブぐらいなものだ。
日村がオーダーメイドで革靴をつくることになった。お値段は21万5250円。出来上がりまでには4か月かかると聞き、「番組が終わっちゃてたらどうしよう」とポツリ。たしかに、先行きに不安が残る第1回目だった。(テレビ朝日系10月4日深夜1時51分)
PEKO