60年前、アメリカ空軍は密かにUFO開発に取り組んでいた。「9時ッス」コーナーで、森圭介リポーターが最近公表された機密書類を紹介した。
森「この機密書類は先月20日(2012年9月)にアメリカの公文書館で公開されました。機密にされていたと設計図と当時の実験映像を入手しました」
一人乗り時速4000キロ高度3万キロ飛行の想定
公開された映像によると、UFO実験機は円盤形の1人乗りで、浮上はしたものの、その高さはわずか地上から数十センチだった。司会の加藤浩次は「なんかフラついているじゃない。これでUFOと呼べるの」と苦笑い。公開された機密書類によれば、UFOは時速4000キロ、高度3万キロを飛行するとされている。UFO専門家の矢追純一氏がこの映像を鑑定したところ、「この映像はダミー。まだ、隠されている別の機密書類や映像があるはず」と分析した。
キャスターのテリー伊藤「この実験機もオスプレイも垂直上昇できることが共通している。こうした密かな実験の積み重ねからオスプレイが誕生したのではないか」
専門家「円盤では音速超えられません」
航空宇宙システム工学の首都大学東京の湯浅三郎教授によると、「円盤形では音速は超えられない。ジェット戦闘機のように先が尖っていないとマッハ2とか3というスピードは出せない」という。
加藤「なんでいまごろこんな設計図や映像が公開されたの」
森「アメリカの法律では、公文書館に保存されている機密文章は60年後には公開することと定められています。それで、今回公開されたわけです」
コメンテーターの八代英輝(国際弁護士)「いま見ると、思わず笑ってしまう。60年前の機密書類がお笑いのタネになるというのが面白い」
まあ、翼のない飛行機を開発しようとしていたと考えれば、米空軍も本気だったのだろうな。