高校のころからみんなが知ってた「山中君と今村さん(奥さん)はラブラブ」

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   コメンテーターの大沢あかね(タレント)は「ここまで周囲の人を気遣う人はなかなかいません」と感心した。ノーベル医学生理学の受賞が決まった山中伸弥教授の記者会見に妻の知佳さんも同席した。山中が妻をはじめ家族が研究を支えてくれたと話していたからで、「スッキリ!!」は夫婦の微笑ましいエピソードを集めてきた。

恩師で仲人「知佳さんは英語クラブのキャプテンで周囲から慕われていた」

   大沢が感心したのは、知佳さんが友人に宛てたファックスだ。西村綾子リポーターによると、「出産間もない友人に、どういう状態になったら赤ちゃんを病院に連れて行くべきか、少し様子を見るべきかが事細かに書かれています」という。

   知佳さんと山中の交際は高校時代からで、「知佳さんの旧姓の今村から、クラスメートにはヘマムラと呼ばれており、2人の交際は誰もが知っている仲だったそうです」(西村)

   高校時代の恩師で仲人もつとめた平林宏朗さんは、「山中君はガリ勉タイプではなかった。どちらかといえば、自分の好きなことをやっていくというタイプだった。知佳さんも英語クラブのキャプテンで、周囲から慕われていた」と語る。2人は高校卒業後、別々の大学の医学部に進んだ。知佳さんはいま皮膚科医だ。

研究資金が足りないからマラソンやテレビに出てる

   キャスターのテリー伊藤「山中教授の歩みは、道は一つだけではないということを教えてくれている。多くの人に勇気を与えたと思います」

   宮崎哲弥(評論家)「テレビで山中教授と何度かご一緒したことがあります。その時、教授がマラソンに出場するのは、研究資金がないので、募金を呼びかけるために走っていると話していました。国からの科学技術予算が減らされていて、資金集めのためにテレビに出ているとも言っていました。政府はもっと見えないところで頑張っている研究者を応援するべきですよ」

   研究予算が現場の研究者に届くまでに、役人の天下り組織などが掠め取っている事も大きい。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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