デーブ・スペクター(テレビプロデューサー)が横文字情報を伝える「セレブちゃんねる」コーナーが10月から新装になって、きょう10日(2012年10月)が2回目だが、デーブは「2回も続くとは思っていなかった」なんて言ってる。しかし、ダジャレは相変わらず。シュワルツネッガーの自伝に「内容が足~りねが~」はいい線いってる。
テレビCM流しサイン会盛況、読んだら「なあ~んだ」
隠し子やあちこちの女性に手を出したのがばれて、マリア夫人から三行半となったシュワちゃんだが、マリアさんへの未練は相当なものらしい。 今回出版した暴露本「トータル・リコール(ヒット出演映画のタイトル)」も、なかば夫人あてだといわれるが、サブタイトルに「信じられないトルーストーリー」とうたいながら、「最後までリコールしてないのが問題」とデーブはいう。
デーブがさっそく入手した現物は、シュワちゃんの顔がモノクロで、タイトルはシンプルな赤文字。これがとんでもない大部で、656ページ、厚さ4.5センチ、 重さは1.1キロもある。
妻を裏切り、親友を欺いた過去を語ったもので、本人もテレビで「仕事でも私生活でも失敗してきた。多くの人たちを失望させ、とくに子どもたちはとても辛かったと思う。それを書いたんだ」と語っていた。アメリカでは「皆さんが知らない話をお聞かせしましょう」などと煽るテレビCMも流れたので、サイン会では大いに売れているのだが、肝心な中身が肩すかしだと非難の声があがっているという。どういうことか。
例の隠し子騒動はわずか8ペー ジしか触れていない。「私は昔から秘密主義。何も話はしない」と開き直っている。では、何が書いてあるのか。なんと半分近くが筋肉自慢なのだ。あとはマリア夫人への長いラブレターだった。シュワちゃんは、テレビ番組でも「マリアはまだ私を愛していると思うし、私も愛し続ける。いつか傷がいえた時、またマリアと一緒に暮らしたい」なんて言っているのだから、本を買わされた方はおさまらない。
唯一のここだけの話「付き合ってたブリジット・ニールセンをスターローンに払い下げ」
デーブが「『セレブちゃんねる』コーナーのスタッフが字引片手に読んで、やっと新たなスキャンダルをみつけました」という。ブリジット・ニールセンとの関係で、「ロッキー」に出てシルベスタ・スタローンと後に結婚した人だが、シュワちゃんは彼女との付き合いをこの本で認めた。それでいながら、「あれは真剣ではなかった。オレにはマリアがいる」といっている。
デーブによると、「不倫ではない。マリアとは結婚秒読み段階だったから、不謹慎はたしか」で、さらに「彼女が欲しい」というスタローンに、すっとぼけてニールセンを紹介したというのだから、ひどい男だ。
デーブ「友だちなのに、ブリジットとの付き合いを秘密にしていた。だから、この本読んでびっくりしたのはスタローンじゃないの(大笑い)。まあ 忘れてることだから許してると思うけど…」
ええ、そういうものなの?
司会の小倉智昭「ホントに売れてるの」
デーブ「やや売れてる。200は売れてる」
まあ、どれもどうでもいいお話だけど…。