コケティッシュ系のフリーアナウンサー・夏目三久がメインMCとなり、さまざまな分野で活躍するゲストの人生エピソードを聞くトーク番組だ。この日は同じテレビ朝日系「マツコ&有吉の怒り新党」(水曜よる11時15分)で夏目と共演中のマツコ・デラックスをゲストに迎えた最終回だった。
「アンタ、もし女子アナじゃなかったら何になってた?」
いつもならゲストの半生を振り返る30分だが、今回は立場が逆転、マツコがインタビュアーとなって夏目の半生に鋭くメスを入れていく。
マツコ「もし女子アナじゃなかったら何になってた?」
夏目「ファッション雑誌の編集者です」
そう、マツコといえば女子アナとファッション誌の編集者に厳しいことで有名だ。こりゃ地雷を踏んだなと思ったら、マツコは「アンタは私が嫌いなファッション誌の編集者にはなってなかったと思う」と答える。もちろん、これは肯定しているのではなく、なにか含みがあるのだろう。
案の定、ファッション誌編集者に思うことを諸々述べたあとに、夏目が着ていた青一色の無地のワンピースを指差しながら、「だって(ファッション誌には)こんな服載ってないじゃない。アンタにはファッション誌は作れないのよ」とバッサリ。さらに「はっきり言っちゃえば、男ウケしてないわよ、アンタの服は」ともう一発お見舞いする。これには夏目も思わず苦笑いだ。
それでもマツコは憎みきれない魅力を夏目に感じているらしい。「でも、アンタの男目線をまったく意識せずに生きてる様は潔いと思うわよ」とさりげなくフォローを入れる。驚いたことに、それには夏目は間髪いれず「男性をちょっとは意識してますよぉ。そりゃモテたいですよぉ」と反論。さすがのマツコも唖然として、「そしたら、(その服のセンスは)間違ってるわよ、アンタ」と冷静にさとしていた。