アップル社のCEOだったスティーブ・ジョブズが死去したのは去年(2011年)10月5日だった。ワイドショーもIT界のカリスマに興味を持った。彼がいなければ、携帯音楽プレーヤーやスマートフォンもここまで人々の暮らしにひろがらなかったかもしれないからだ。
「スティーブ・ジョブズ『現代のレオナルド・ダ・ビンチだった』(孫正義社長)」(テレビ朝日「モーニングバード!」)、「iPhone4Sの『4S』は『Forスティーブ』(スティーブに捧げる)」(フジテレビ系「とくダネ!」)と、ジョブズの功績を称えた。
しかし、ポスト・ジョブズのアップル社を心配する声も少なくなかった。「スティーブ・ジョブズ亡きアップル『パソコンシェア』奪還できるか」(TBS系「朝ズバッ!」)と取り上げたが、アップル人気は根強く、この9月(2012年)に発売された「iPhone5」も発売初日には行列のできる人気だった。(テレビウォッチ編集部)