台風17号接近で「沖縄移動」延期
この日も普天間基地前では、7つの市町村の市民団体など約150人のデモが警官と押し合いをしていた。「オスプレイは間違いなく墜落するんですよ」と叫ぶ男性。これは科学や機械の話じゃない。対米政治なのだ。
仲井眞弘多知事は「まことにまことに遺憾としかいいようがないですね。安全性がわけわからないのにね」という。名護市の稲嶺進市長は普天間座り込みも「ありえます」といっていた。もう安全とかいうレベルの問題ではない。
司会の羽鳥慎一がまた「1回の飛行だけで安全というのは乱暴ですよね」とトンチンカン。この体験飛行は安全を確認するものではない。他の飛行機とどう違うかを感じるのがせいぜいだろうに。
きのうまで沖縄にいたという吉永みち子(作家)が「安全の話と沖縄が抱えてる問題とは別ですよね。安全をなぜ乗る側で確認するのか。むしろ滑走路に立っていた方がわかるんじゃないですか」と、これまたわかったようなわからんような。これらオスプレイはきょうにも普天間に飛ぶはずだったが、台風17号の接近で中止になった。台風の進路次第になりそうだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト