オスプレイ体験試乗「乗ったからって安心・安全わからない」自治体ケンもホロロ

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   きのう27日(2012年9月)、岩国基地で米軍の新型輸送機オスプレイの体験試乗が行なわれた。防衛省・米軍は22の自治体の首長に招待を出したが、知事の参加はゼロ。しかし、副知事などの自治体関係者、報道陣約90人が参加した。

第1海兵航空団オーエンス司令官「実際に配備して見てもらえば安心できると思う」

   オスプレイは沖縄・普天間での飛行と同じ、ヘリコプターモードで離陸し、機体が不安定になるという転換モードから水平飛行へと移行するなど、さまざまな状態を見せた。飛行そのものは快調に見えたが、搭乗した側が何をどう体感したかは、人それぞれだ。

   広島・大竹市の大原豊復市長は「国が安全というから安心して乗ったわけで、それ以上でも以下でもない」となんとも素っ気ない。他の人たちも「騒音はヘリと同じくらい」「乗り心地はヘリと同じ。不安は感じなかった」「離着陸も思った以上に安定感があった」などの感想はあっても、安全かどうかはだれにもわからない。また、「安全だ」といえる雰囲気でもない。

   今回は広島、沖縄、山口の22自治体が招待されたがいずれも知事は参加せず、肝心の沖縄と岩国基地周辺の自治体からの参加もゼロだった。しかし、第1海兵航空団のオーエンス司令官(少将)は「(沖縄に)実際に配備し、騒音、高度、スピードを見てもらうことで、安心できると思う」と自信ありげだ。それはそうだろう。2006年から実戦配備して、イラク、アフガンでも作戦に従事しているのだ。やたらに落ちるような飛行機を米軍が採用するはずがない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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