弁護士「似ても似つかぬ修復なので新たな著作権発生」
原作者の孫にあたるテレサ・ガルシアさんは、「許可なく描 かれた絵に乗じていろんなものが売られるのは不思議な気持ち」と話すが、ヒメネスさんはもっと現実的だった。「真心から生まれた絵を商業的に利用するのは遺憾です」と、この絵の著作権を主張できるかどうか弁護士と相談するといいだしたのだ。たしかに、原画の面影すらないのだからオリジナルの作品といえないことはない。
久保田直子アナ「驚きの展開ですね」
司会の羽鳥慎一「まさかの訴えですよね」
宮田佳代子(ニュースキャスター)「カップほしいな」(笑い)
羽鳥「知り合いにあげたら、ワッとなりそうな」
久保田「おばあちゃんが半分ほほえましかったのが、訴えるとなるとどうもねえ」
羽鳥「お金がからんでくるとね」
さて、著作権は認められるのかどうか。小松靖アナが弁護士に聞いたところでは、「修復のレベルを超えているので著作権が発生する。裁判でも勝つ可能性が高い。原画は100年経ってるから、著作権はありません」
萩谷順(法政大学教授・ジャーナリスト)「使用の差し止めなの、損害賠償なの」
小松「グッズ販売についてだから、やっぱりお金です。ただ、ヒメネスさんは息子が難病で、そのチャリティーに回したいといっているそうです」
萩谷「経済効果は無からも生まれる。大変なイベントになったわけだ」(笑い)
さて、どうなることやら。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト