ロンドン五輪バトミントンで、日本に初のメダルをもたらした「フジカキ」が年内の国内競技を終えたあとペアを解消するという。唐突な印象を受けるが、ロンドン五輪以前から2人で話し合っていたという。
藤井「競技引退」、垣岩「新たなペアでリオ五輪めざす」
20日(2012年9月)に行われたヨネックスオープンの女子ダブルスで、藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)は米元小春、三木佑里子組(パナソニック)に1-2で敗れた後、記者会見でペア解消を発表した。理由について、藤井は「まだ言えないが、次の夢があり、お互いに目指すところも変わってきたので、ペアを解消しようという話になりました」と話した。
ただ、10月の日本リーグと12月の全日本総合選手権には「フジカキ」ペアとして出場し、そのあと藤井は競技の第一線から退き、垣岩は新たなペアをさがして4年後のリオ五輪を目指すという。
司会の加藤は「フジカキ」の銀メダル獲得の試合をロンドンで観戦しただけに残念そうだ。「藤井選手は次の夢があると言っていたが、どんな夢か楽しみですね」
銀メダルペアに勝った米元、三木組のパナソニックも今期限りで休部の方針という。舞台が変わるのが早い。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト