中国の反日デモはきのう18日(2012年9月)は100都市で行われたが、以前に比べ微妙な変化が起きていると笠井信輔キャスターが報告した。「9月15日に行われたデモではデモ参加者の一部が暴徒化して投石したり、警察のバリケードを破壊したりしました。でも、きのうは警察がデモを先導したり、過激な行動を取ろうとする参加者の身柄を確保し、バスに押し込める場面も見られました」
日本への圧力のつもりが反政府になって事態収集へ
メインキャスターの小倉智昭は「最初は過激なデモだったのに、ここに来ての変化はなぜでしょうか」とゲストの宮家邦彦(外交評論家)に聞いた。宮家は「最初は日本への圧力をかけるために、中国政府はある部分、黙認していました。でも、世界が中国を見る目が変わってきたことと、この秋には共産党大会があり、指導部が入れ替わります。これ以上、事態を放置すれば反政府の動きになりかねないという危機感が生まれてきたのでしょう」と解説した。
小倉「デモが始まった当初、デモ参加者を警察がバスで送迎したという噂がありましたが?」
宮家「中国政府はそういうことをすることがあります。裏で支援することがあります」
小倉「ある意味では中国政府の筋書き通りということですか」
宮家「多分、次の国家主席となる習近平国家副主席の筋書き通りでしょう」
日本に「俺は手強いぞ」と思わせるためのシナリオというわかだ。
神戸の中国人学校に放火!油撒き校門焼く
ここで笠井が「いま入ってきたニュースです。兵庫県神戸市にある中国人学校の校門に油が撒かれ、火がつけられました。このニュースがインターネットなどを通じ中国に伝えられれば、ならば俺たちは日本人学校に火をつけるかと反日デモが過激化することが案じられます」と伝えた。
中国の暴徒と同じことをやってどうする!